元気な赤ちゃんを出会う

自然派出産の利点

最近は、最新の医療機器がそろった高級ホテルのような「産婦人科」と、自宅出産を含む個人の産院による「自然派出産」が両極で人気のようです。 高級なホテルのような病院だと、設備はもちろんのこと出産の際にはフルコースでお祝いなどもあったりするようで、人生の一大イベントである出産をセレブリティに過ごしたい妊婦さんたちに人気とのこと。

逆に、ナチュラル志向の妊婦さんには「自宅出産」を望む人も増えているようです。 家族に見守られながらの出産ということで、先に生まれた子供に「お産」を通して命の大切さを伝えたい。という教育熱心な妊婦さんや、いつもと同じような環境の中で産みたい。という希望のようですが、妊娠経過が順調でなくてはいけないことや、多胎児の場合は無理だったりと、条件をクリアしないと実現できないものでもあります。

どっちにしろ、希望を叶えられる妊婦さんは、ラッキーな人だと思います。 私は、二人目の時に叶うのであれば、できるだけ「自然派」のお産を体験してみたいと思います。 自宅での出産というのは、周りの人にも随分負担がかかったりすることもあるので望みませんが、信頼関係を築くことのできた助産師さんのもとで、産んでみたいのです。

そして分娩台ではなく畳の上で自由なスタイルで出産し、赤ちゃんが驚かないように医療用のまぶしいライトではなく胎内の明るさに近いような、落ち着いた空間でゆっくりとカンガルーケアができれば言うことはありません。 出産後も、食事を質素にして母乳育児に専念できれば、トラブルも少ないでしょうし。

そうして、自然に生まれてきた赤ちゃんは、産声をあげないほどに落ち着いて穏やかな表情の子が多いとききます。 しかめっ面で泣くこともなく、それまでの食生活がしっかりとしていれば、赤黒くなく、きれいな肌色をしています。 赤ちゃんにとって一番快適な環境が何かを考えて、次の出産を考えられればと思います。

妊娠期間を楽にする考え方

妊娠して一番戸惑ったことは、「人の手を借りなくてはいけない」状況が、いくつも出てきたこと。大人になって社会人となり、女性ではあるものの大抵のことは自分でできてきたのに、「頑張りすぎると、赤ちゃんに良くない」と「頑張らないと、他人に迷惑をかけてしまう」の狭間に立つ場面が多くなるのです。

しかも、そのさじ加減を自分で判断しなくてはいけないのです。 誰もが妊婦の立場をわかってくれるわけではないので、「何を一番優先させるのか?」ということは、いつも念頭にありました。 そして、私の判断は「赤ちゃんは100%私が守らなきゃいけない」から最優先に。あとは、その優先の中でどの程度仕事をしていけるか?などの判断をしてきました。

色々な人の選択がありますが、薬を飲んでまで今の仕事を続ける。という選択肢はなかったので結局仕事を続けることは出来なかったのですが、やめるまでの間に、人の手を借りることになるのは必然でした。 そして、それが何よりもストレスでした。 1回1回お願いしなければならない。謝らなければならない。無理してやってしまえば、なんてことないのに。

それは、家でも一緒でした。妊娠を機に引越しを決めた私たちは、引越し準備をしなければなりません。でも、夫は仕事で忙しく、家にいても疲れて寝ているか仕事をしているかのどちらか。 仕事をやめてから家にいるのは私だし、毎日重い荷物を前に奮闘する毎日。 お腹は張ってくるし、気持ち悪くなってしまうし、思い通りにならない自分の体にイライラばかり。赤ちゃんのことを可愛く思える余裕もなかったように思います。

結局平日に夫不在で引越しをしたのですが、姉の手伝いでやっと落ち着くことが出来た程度。 でも、何となくこんなイライラしたままで過ごすことが、誰にとっても良くないように思えて、荷ほどきもそこそこに実家に帰りました。

帰ってきたら夫は荷ほどきもすませてくれていました。「何だ、いなけりゃできるんじゃん」と思い直して今までかりかりとがんばっていたことが馬鹿みたいに思えました。 きっとこうじゃなきゃいけない。というのが強くなりすぎていたのだと思います。 それがなくなった時に、本当に楽になりました。

マクロベイビーとは

動物性食品(肉・魚など)・乳製品・精製されたもの全般をやめて、玄米などの穀物を中心とした食事を摂取する「マクロビオティック」な親から生まれた子供は「マクロベイビー」と呼ばれています。 でも、実はマクロビオティックは原則に沿うと、葉物野菜なども生で食べることはほとんどなく、食べるとしても少量を味噌汁などに入れて食べる程度。

根菜が中心というなかなか「食材」のバラエティに制限が多い一面があります。 基本的に、「マクロベイビー」は出生体重が2,500程度かそれ以下で問題がないとされ、いわゆる「赤ちゃん」らしく赤い色をして産まれてきます。 もちろん、母親の妊娠中の食事も、マクロビメニューです。

この食事を続けてきて「血の汚れていない」母親はつわりもほとんどないと言われ、生まれた子供もとても落ち着いていることが多く、夜泣きもほとんどせず育つそうです。 母親の母乳育児でもすこぶる良い結果が多いとも言われています。

しかし、その一方では、様々な栄養障害の報告があったり、成長の遅れの研究結果が発表されてもいます。それについては、詳細はここで記述しませんが、私が知っている限りでいうと、「マクロベイビー」には「過食傾向」が強い。というのはいえると思います。 そのため、離乳食には少しの動物性のたんぱくを入れてあげたほうが良い。とも。

また、そんなマクロベイビーが成長した際、体型としては戦前の日本人体型になるそうです。持続力に長けていた、小ぶりで肌の浅黒い本来の日本人体型を良しとしている傾向があります。 私も、妊娠当初は「マクロベイビー」を目指していたのですが、極端な食事法と自分の体調があまりにも噛みあわないために、断念しました。

また「赤ちゃんの耳を見ると、親の食べてきたものがわかる」と言われるのですが、極端にマクロビをやってきた赤ちゃんは、耳が頭にくっついてしまうこともあるとのこと。 時代は進み、様々な育児方法があるとは思いますが、極端すぎることは何かしらのひずみを生むように思います。

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